大病院でMRIまで受けた結果、耳下腺という場所に腫瘍の疑いが出ました。
宣告当日は食らった僕でしたが、寝て起きたらケロッとしていました。笑
その時ばかりは「流石だな。」と自分でも思いました。笑
しかしその診断を受けてから、次の病院の初診までのおよそ2週間は、本当に生きた心地がしませんでした。
誰かと話している時は、元気に取り繕えるのもありますし、気も紛れるので、特に何もないのですが、1人になったタイミングで腫瘍部の違和感があると、急に不安に襲われるからです。
次がまだ初診で、手術まで準備もあるということを考えたら、いつ摘出できるか分からない時間的な恐怖が押し寄せます。
さらに、日に日に患部が大きくなっている実感もあったので、悪性だった場合転移したらどうしようなどという不安もありました。
そしてそもそも、手術の経験もなかったので、手術自体の恐怖もありました。
様々な恐怖に苛まれつつも、ようやく乗り切り、いよいよ初診の日になりました。
新しく紹介されたのはかの有名なKO病院。
伏せ字にする必要もないのですが、これまでかかったどの病院にも感謝しているのに名前を出していないのでその配慮としてと、シンプルに僕がこの伏せ方が気に入って使いたくなりました。笑
しょうもないイントロはさておき、流石は専門的な医療機関、紹介状はあれどとても待ちました。
しかし、自分も早く診て欲しいと思う反面、どの患者さんも普通の症例はほぼないと考えると、致し方ない待ち時間なのだと思います。
その間、研修医による問診を済ませ、そしてついに自分の診察の番。
診察室に入る際、この人が主治医になるのかと思いながら顔を拝見しました。
紹介と問診で症状はあらかた分かっているので、早々にエコーの検査へ。
前病院の時とは違い、エコーでも視認できたため、初めて大きくなっていることを実感しました。
診察室に戻ると改めて説明が入ります。
「普通の腫瘍であれば、精密検査の後に良性・悪性を判断して手術するかどうかを決めますが、良性であっても顔面麻痺の可能性があることから、前医の指摘の通り、やはりまず手術で摘出して、良性・悪性の検査をするのが最善と考えます。」
予想通りの見解のあと、予想外のことを言われます。
「本来の手術の手順を踏むと、9〜10月に執刀となりますが、腫瘍が大きくなっているのも事実のように見受けるので、他の手術のキャンセルを見て最速で執刀しようと思います。いつなら予定空けられますか?」
、、、なんだこの飲み会の打ち合わせのようなすり合わせは!!
どうやら手術前の精密検査も1日あれば充分なようで、あとはこちら次第なようでした。
幸い、シフト制の仕事ということもあり、直近すぎなければ2週間程度は休みを取れる状況でした。
むしろ当時の自分は、元気に動き回っていたり、この予定合わせの軽さから、最大でも1ヶ月あれば復帰できるという甘い試算しか組んでいませんでした。
結果として後々会社には迷惑をかけましたが、この試算の甘さのおかげで、フットワーク軽く手術日を決めることができました。
診察を終え数日後、主治医から手術日が3週間後の7月30日に決まった事を伝えられました。
5部では手術までの準備についてお話しします。

